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新型コロナワクチン接種の最新情報:効果・副反応・費用について【2024年最新版】

 目次 1. はじめに 2. ワクチン接種の効果 3. 年齢別の重症化予防効果 4. 副反応について 5. 接種費用と補助制度 6. 後遺症(PCC)とワクチン接種の関係 7. 感染対策の継続について 8. 高齢者施設・在宅療養者の特別な配慮 9. 最新の接種推奨情報 1. はじめに 新型コロナワクチン接種について、最新の科学的データに基づいた情報をお届けします。本記事では、効果、安全性、費用面など、接種を検討される方に必要な情報を包括的にまとめています。 2. ワクチン接種の効果 入院予防効果 国内データ: 60歳以上:44.7% 海外データ: 60歳以上の入院予防効果:70.7% ICU入室予防効果:73.3% 18歳以上の入院予防効果:62% 救急受診予防効果:58% 長期的な予防効果 1・2回目接種後15ヶ月以降:40.2% 3回目接種後12-14ヶ月:52.3% 死亡予防効果: 4回目接種後20週間以降:68.2% 3回目接種後40週間以降:56.9% 1・2回目接種後40週間以降:49.7% 3. 年齢別の重症化予防効果 年齢層別の死亡率低減効果 90歳以上:未接種9-10% → 接種後1%台 80代:未接種7-8% → 接種後2% 70代:未接種4% → 接種後1%前後 リスク要因(オッズ比) 65歳以上:20.3 50-64歳:5.0 基礎疾患保有者:1-2 4. 副反応について ファイザー社コミナティの副反応率 重篤な副反応:0.00003% 死亡例:0.00001% 一般的な副反応 局所の筋肉痛 熱感 頭痛 発熱 ※副反応対策の処方箋は医療保険適用外 5. 接種費用と補助制度 2024年度の接種費用 高齢者自己負担(令和6年10月-令和7年3月) 佐賀市:2,000円 小城市:2,100円 神埼市:2,000円 多久市:2,100円 吉野ヶ里町:2,000円 上記期間外または非高齢者:16,000-17,000円 6. 後遺症(PCC)とワクチン接種の関係 最新の研究結果 ワクチン接種によるPCCリスク低減:約40%以上 PCCの主な症状: 息切れ 咳 動悸 頭痛 耳鳴り 倦怠感 ブレイン...

佐賀市の医療現状と江口医院の取り組み - 地域医療構想に基づいた効率的な医療提供とは?

地域医療構想とは? 地域医療構想は、日本各地の医療ニーズを正確に把握し、地域の医療機関がそのニーズに応えられるように機能を適切に誘導する取り組みです。公的医療機関の場合、医療方針の変更も比較的行いやすいですが、日本の多くの医療機関が私的な経営形態であるため、診療報酬の改定や地域ニーズの公開によって、誘導を行う必要があります。 今回のスライドから読み解けるもの 2040年に求められる医療機関機能 高齢者救急の受け皿 と地域復帰を支える機能として、地域包括病床のような役割が求められています。搬送するのを原則とせず、医療機能をアウトリーチさせることで在宅の現場で治療を行うことも求められると思われます。 在宅医療の提供 で、地域の生活を支えるクリニックの役割が重要視されています。 急性期の救急医療の提供 は、佐賀では大学病院や好生館が担う役割と考えられます。 医師派遣機能と医師の教育 も今後の必要な機能として挙げられ、広域的な医療提供が求められています。 基本的な地域医療構想の方向性 地域全体を俯瞰した構想で、 85歳以上の高齢者救急や在宅医療の増加 に対応。 医療機関機能の再編・集約化 が進み、効率的な医療提供体制が構築される見込みです。再編・集約化というと聞こえは良いですが、効率化していない病院や病床が空いている病院、クリニックは淘汰されるという意味でもあります。 デジタルトランスフォーメーションや働き方改革 を通じた生産性の向上も重要な目標とされています。 在宅医療の体制強化 都道府県での地域の協議調整が進み、より実効性のある体制整備が求められています。また、オンライン診療やICT活用による効率化も推進されています。当院では在宅患者が月に120名を超えるため、在宅医療提供クリニックとしてある程度役割を果たしていると考えます。 今後のクリニック経営と地域医療 医師が 75歳や80歳で引退 すると仮定した場合、診療所がなくなる市区町村が増加する可能性があります。(75歳で引退を仮定する意義には疑問が残ります) 地方都市部での高齢者増加とクリニック減少 が懸念され、特に田舎の高齢者医療の厳しさが課題とされています。 診療報酬点数の 細分化やかかりつけ医の1号・2号機能 の区別も予想され、特定疾患管理料や生活習慣病管理料などでの誘導も考えられます。 その他 地域医療の強化は不...

血尿診断ガイドライン改定について知っておきたいこと

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2006年に初版が発行された「血尿診断ガイドライン」は、2013年に改訂されてから7年が経過し、血尿に関する新しいエビデンスの蓄積を受けて、再度の改定が行われました。これにより、診断やリスク評価の基準がさらに明確になり、患者さんに対する検査や診断の質が向上しています。今回は血尿診断のポイントを中心にご紹介いたします。 血尿診断のリスク別分類 まず、血尿は腎臓系か泌尿器系のものかを鑑別する必要があります。その上で、泌尿器系血尿であればリスクに応じた対応を行います。 低リスク群 年齢 :男性40歳未満、女性50歳未満 尿中赤血球数 :5~10個/HPF 危険因子 :有害物質の暴露、排尿時の刺激症状、鎮痛剤の長期使用、骨盤放射線照射の既往、シクロホスファミド投与歴や長期カテーテル留置がない これら全てを満たすと低リスク群とされ、定期的な経過観察が推奨されます。 中リスク群 年齢 :男性40~59歳、女性50~59歳 尿中赤血球数 :11~25個/HPF 危険因子 :上記の危険因子のうち1つ以上が該当 中リスク群の患者さんには、当院では超音波検査と尿細胞診を実施して対応しております。 高リスク群 年齢 :男女ともに60歳以上 尿中赤血球数 :25個以上/HPF 喫煙歴 や 肉眼的血尿 の既往 高リスク群に該当する場合、泌尿器科専門医への紹介が推奨されます。実は、喫煙歴があるだけで既に高リスク群なんです。泌尿器の癌の70%が喫煙に伴うものであるとされた論文を以前見たことがあります。これは発がん物質が肺から吸収され、尿から排出されるためだと言われています。 江口医院では尿沈渣検査は実施しておらず、尿検査と腹部超音波検査が可能です。水腎症の有無や腎の実質の評価も行えますが、個人的な見解として、腎実質の評価は難しいと感じています。 また、膀胱鏡検査やCT検査は当院では実施できません。そのため、最新のアルゴリズムに基づいて腎臓内科や泌尿器科への紹介を検討することが重要です。 腎臓内科紹介の基準 血清クレアチニンが異常に高値、またはeGFRが50以下、尿蛋白や尿白血球の陽性といった場合には、腎臓内科への紹介が適切です。また、尿中アルブミンや尿蛋白の定量検査、eGFR区分を元に紹介の必要性が決まりますが、患者さんの体力や年齢も考慮しながら判断しています。

ドクターサロン9月号の注目ポイントと当院の取り組み:糖尿病と腎臓病、副作用被害救済制度、消化管出血

こんにちは、江口医院の江口です。今回は、医療業界で話題のドクターサロン9月号から興味深かったトピックをピックアップしてお伝えします。また、当院の取り組みについても詳しくご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください! 糖尿病と腎臓病の最新管理法について 今月号では、糖尿病や腎臓病の管理が取り上げられていました。当院では、これらの慢性疾患に積極的に対応しています。 江口医院には総合内科専門医が2人在籍 しており、糖尿病や腎臓病の診療が可能です。進行した患者さんやリスクが高い患者さんは佐賀大学や好生館の専門医の先生方とも連携しています。特に糖尿病に関しては、 リブレセンサー を導入しており、患者さんの日常的な血糖管理をサポートしています。リブレセンサーは新しいバージョンのリブレセンサー2が発売になっています。同時にリブレセンサー1が発売中止予定で今後の対策を検討中です。 糖尿病治療の一環として、SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬の注射など、最新の薬物療法を適応に応じて行っています。患者さんに最適な治療法を見極めるため、きめ細やかな診療を心がけています。 腎機能低下の早期発見に向けた取り組み 糖尿病の進行によって引き起こされる腎症の管理も重要なテーマです。 eGFRの測定 を通じて、腎機能の悪化を早期に発見することができます。当院で採用しているRSベースという管理ソフトは、患者さんの腎機能の変化を視覚的に捉え、適切な時期に治療を行う判断をサポートしています。腎臓病の診療報酬点数の制約はありますが、腎臓内科専門医との連携も図りながら、最善の治療を提供しています。 余談ですが、力武医院の力武修一先生のお話で「尿/クレアチニン比」が「尿/アルブミン比」より使用しやすいのではないかというお話がありました。勿論正確性は一歩劣るのですが、価格や頻度などで臨床上は比較的使いやすいのではないか、とのことで非常に納得できる内容でした。 副作用被害救済制度についての考え方 もう一つ注目したのが 医薬品副作用被害救済制度 です。この制度は、適正な処方による薬剤使用でも副作用が発生した際に、患者さんが救済を受けられるというものです。特に重篤な副作用による障害が対象となり、申請には5年という期限があります。思ったより長いサポートでした。 幸いなことに、 当院でこの制度を申請したケースはありま...

江口医院インタビューシリーズ:平川優香医師に聞く

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こんにちは、 江口医院 院長の江口仁です。 今回は、2024年4月から私たちのクリニックで活躍している平川優香医師にインタビュー形式でお話を伺います。平川Drは総合診療を専門としており、これまで多岐にわたる診療経験を積んできました。地域医療に対する熱い思いと、患者さんとの信頼関係を大切にする診療スタイルについて、詳しくお聞きしていきたいと思います。 江口院長 :まず、医師としてのこれまでの経歴について教えていただけますか? 平川Dr :ありがとうございます。私は佐賀大学医学部を卒業し、2007年に医師免許を取得しました。その後、佐賀大学医学部附属病院で2年間の初期研修を修了し、総合診療を専門としています。これまで18年間、大学病院の総合外来で多くの疾患を診断し、特に診断学の分野で経験を積んできました。幅広い症状に対応できる診療スキルを磨いてきたことが、今の私の強みです。今年からは江口医院で、外来診療と訪問診療に従事し、地域の皆さんの健康をサポートしていきたいと考えています。 江口院長 :総合診療の中でも、特に注力されているのは診断学ということですね。これまでの臨床経験から、どのようなアプローチを大切にされていますか? 平川Dr :はい、私は特に的確な診断を行うために病歴を丁寧に聴取することを大事にしています。大学病院の総合外来では、原因不明の症状を抱える患者さんが多く、幅広い知識と経験が求められました。診断がつかなければ治療が進まないため、患者さんにとって最も重要なステップです。医院での診療では、大学病院とは異なり検査などに限りがあります。そこで重要なのが病歴です。このため聴いて聴いて聴きまくります。その中で、診断に必要な情報を探りつつ診察を行い、診断・治療、または適切な科への紹介をしていきます。また、こちらが一方的に尋ねるばかりでなく、患者さんの声に耳を傾けることを大切にしています。些細な症状や日常生活での悩みを含めて話を伺い、一緒に治療方針を決めていくというアプローチをとっています。特に、女性医師として、より細やかなケアや配慮が必要な場合もありますので、患者さんが安心して相談できる存在でありたいと思っています。 江口院長 :患者さんと信頼関係を築くための工夫ですね。平川Drが考える、患者中心の医療とはどのようなものでしょうか? 平川Dr :そうですね、私にとって...

特定健診とは?生活習慣病リスクを減らすための必須検診ガイド

特定健診の目的と実施内容について 特定健診(特定健康診査)は、医療費削減と健康寿命延伸を目的とした検査です。この制度は主に、専業主婦や退職後の高齢者など、企業の健康診断を受ける機会が少ない人々を対象としています。 特定健診の背景と目的 特定健診が導入された背景には、厚生労働省が医療費削減のために対策を求められ、苦肉の策として開始されたという話を聞いたことがあります。もちろん、それだけではなく、政治的な議論や医師会の意見、行政の方針など、多くの要素が絡み合って決まったと考えられます。しかし、不勉強ながら医療費削減と健康診断についての研究結果を見たことはありませんね。 実際、特定健診は医療費削減だけでなく、健康寿命を延ばすという目的もあります。早期発見・早期治療を目指し、生活習慣病などのリスクを減らすことが重要とされています。 特定健診の対象者と検査内容 特定健診は、現在2種類の対象者に分けられています。一つは専業主婦など企業の健康診断を受ける機会がない現役世代、もう一つは高齢者です。検査内容としては、問診、身体診察、血液検査、尿検査が一般的です。これらの検査は、特に生活習慣病の早期発見に役立ちますが、職場の健康診断に比べると、少し物足りなく感じるかもしれません。例えば、心電図やレントゲンなどは特定健診には含まれていません。 最近では、結核の流行が減少しているため、健康診断におけるレントゲン検査が効率的でないのではないかという議論もあります。しかし、個人的には、肺がん検診の目的もあるため、レントゲンは重要だと考えています。 がん検診の重要性と推奨事項 がん検診の中でも特に重要視されているのが、胃がん、大腸がん、乳がん、そして子宮頸がんの検診です。特に大腸がん検診は、肥満がリスク要因の一つとされています。肥満と関連するがんとしては、乳がんや子宮がんもありますが、大腸がんは特に注目されるべきです。 胃がんに関しては、ピロリ菌の有無や萎縮性胃炎のリスクを考慮して、検診の頻度を決めることが一般的です。これにより、個々のリスクに応じた検診を行うことが可能となります。 特定健診の限界と意義 特定健診には一定の限界があります。特に、かかりつけ医を持つ患者さんの場合、普段の診療で行う検査と重複することが多く、追加的な情報が得られないこともあります。そのため、特定健診の医学的意義は限定的...

佐賀大学医学部講義 総合診療医のキャリアパス 市中開業医編

はじめに 江口医院では、大学での教育と現場での実際の医療経験とのギャップを埋めることを目指しています。特に地域医療において、開業医がどのような役割を果たしているかについて理解を深めていただきたいと考えています。今回、私が母校である佐賀大学で講義を行う機会をいただき、「総合診療医のキャリアパス 市中開業医編」というテーマで、地域医療の現実とキャリア形成についてお話しさせていただきました。 なぜこのテーマを選んだのか 医学生は大学病院での実習が中心で、開業医や地域医療に触れる機会が少ないことが多いです。しかし、日本の高齢化社会においては、プライマリ・ケアを担う開業医の役割がますます重要になっています。医療政策としても、地域医療を強化するための施策が進められており、学生たちにもその現実を知ってもらいたいという思いがありました。 また、佐賀大学の多胡教授とは同期であり、研修医時代、総合診療部の後期研修も一緒に行った仲でもあります。 大学病院と開業医の違い 大学病院では、病院総合診療医学が中心に教えられていますが、実際に開業医として求められるのは家庭医療学の知識です。私自身、3次医療機関である大学病院や、2次医療機関である織田病院や佐賀記念病院での経験を経て、現在は1次医療機関の開業医として働いています。そのキャリアの中で得た知見を、学生たちに共有できたことは意義深いと感じています。 講義内容 今回の講義では、以下の内容を中心にお話ししました。 総合診療医の定義と役割 日本医師会やプライマリ・ケア学会の定義 地域医療における重要性 高齢化社会に対応した複合的なケアの必要性 総合診療医に必要なスキルと資質 幅広い医学知識 僻地医療や救急医療での経験 コミュニケーション能力や問題解決能力 開業医としての働き方 臨床以外の業務(経営管理、地域連携、感染対策など) 50代医師のキャリアプランに関する調査結果(日医総研の結果を共有) 学生の反応と今後の展望 今回の講義を通じて、学生たちには「医者とは多くの患者さんを診る職業であり、時間の大半を臨床に費やす」という現実を伝えたかったです。また、財務管理や労務管理といった開業医ならではの業務についても触れ、今後のキャリア形成に役立ててもらいたいと考えました。 講義中、特に「試験に出るポイント」として話した内容には学生からの反応が良く、また、...

ドクターサロン8月号の学び:睡眠時無呼吸症候群、こむら返り、サルモネラ菌について

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毎月楽しみにしている「ドクターサロン」ですが、2024年8月号も非常に実践的で役立つ情報が多く含まれていました。特に私が注目したポイントをいくつかご紹介します。 1. 睡眠時無呼吸症候群と年代別有病率 今回の記事で最も驚いたのは、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」が年代によってもリスクが変わるという点です。これまでの研究では、BMIが25を超えるとSASのリスクが顕著に増加することは広く知られていましたが、高齢者ではさらに興味深いデータが報告されています。70歳以上ではBMIが22.5〜25の範囲内でもSASが発症するリスクが高まるということです。思わず元の文献を孫引きして図を手に入れてしまいました。 この発見は、高齢者の健康管理において非常に大切です。BMIが25以下であっても、70歳以上の患者に対してはSASのスクリーニングを検討するべきだと感じました。もしかすると高齢者の不眠の訴えの中には、結構SASが混じっているのかもしれません。実際、当院でも高齢の患者には睡眠に関する問診をより注意深く行い、必要に応じて検査を勧めていきたいと考えています。 2. こむら返りの治療とメカニズム こむら返りは、プライマリ・ケアで非常に頻繁に見られる症状の一つであり、特に夜間に突然足がつるといった患者さんからの相談が多く寄せられます。しかしながら、こむら返りのメカニズムには未解明の部分が多いです。 記事によれば、カルシウムの欠乏が関与している可能性が示唆されており、治療法としては芍薬甘草湯がよく知られています。さらに、ビタミンBやマルチビタミン、カルシウム拮抗薬なども効果があるかもしれないとのことです。 当院でも、こむら返りに悩む患者さんにはまず芍薬甘草湯を提案していますが、低カリウム血症を持つ方にはさらに慎重な対応が必要です。この場合は四物湯に切り替えるのも一つの手段であると提案がありました。今後もこの情報を活用して、患者さんに最適な治療法を提供していきたいと考えています。 3. サルモネラ菌陽性患者の診療と再検査の考え方 食品を扱う事業所での検便において、サルモネラ菌陽性であるものの、下痢や嘔吐、腹痛、発熱などの症状がない患者さんにどのように対応すべきかという課題に直面することがあります。今回の記事では、そのような症状がないサルモネラ菌陽性の患者に対して、どのように治療や再検査...

佐賀の皆さまの健康を支える「みんなの健康ステーション」始動!

こんにちは!佐賀市で「みんなの健康ステーション」を運営している院長の江口医院の院長江口仁です。この度、地域の皆さまにより良い医療情報をお届けするため、ブログを開設しました。 なぜブログを始めたのか 私たちのクリニックは、プライマリ・ケアと家庭医療学を専門としています。「プライマリ・ケア」という言葉、聞いたことはありますか?簡単に言えば、「かかりつけ医」による総合的な医療のことです。 このブログを通じて、以下のことを皆さまにお伝えしていきたいと考えています: 日々の健康管理に役立つ情報 プライマリ・ケアの重要性 私たちのクリニックの取り組み 地域の医療・介護関係者との連携 私たちのミッション 私たちのミッションは、「佐賀市の住民が安心して過ごせるプライマリ・ケア領域の医療インフラの構築」です。 高齢化が進む中、慢性疾患の管理や在宅医療の需要が高まっています。私たちは、感冒などの日常的な病気から高血圧症、糖尿病などの生活習慣病、さらには訪問診療まで、幅広いニーズにお応えします。 このブログでお届けする内容 週1回の更新を目指し、以下のような内容をお届けする予定です: 季節の健康管理のコツ よくある症状とその対処法 生活習慣病の予防と管理 高齢者の健康維持のポイント 地域の医療・介護サービスの紹介 医療の専門家だけでなく、患者さんやご家族、介護に携わる方々にも分かりやすい内容を心がけます。 おわりに 「みんなの健康ステーション」は、皆さまの健康を支える頼れるパートナーでありたいと考えています。このブログが、皆さまの日々の健康づくりのお役に立てれば幸いです。 ご質問やご要望がありましたら、遠慮なくコメント欄やクリニックの受付でお聞かせください。一緒に、健康で活気ある佐賀市を作っていきましょう! 次回の更新もお楽しみに!